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2018.12.13

新築現場で主流のコロニアル屋根。導入する前に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、新築現場で現在主流の屋根材となっている『コロニアル屋根』について、その特徴やメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。日本人であれば、屋根と聞いたときに真っ先に思い浮かぶのは『瓦屋根』という人が多いと思いますが、近年では新築、屋根リフォームどちらの場合でも瓦が敬遠される傾向にあります。これは、瓦は素材的特徴により『重い』という点が弱点とされるのが理由で、重い屋根の場合、地震時に建物が激しく揺られてしまい、屋根材の落下や建物の倒壊リスクが高くなるためなのです。
こういった理由で、近年新築現場で人気のコロニアルやスレートと呼ばれる屋根ですが、瓦屋根との違いである、数年おきに再塗装工事が必要になることや耐久力が瓦よりは低いという事は覚えておかなければいけません。もちろん、どういった屋根材を採用したとしても、いずれ葺き替え工事などが必要になるものですが、屋根塗装や屋根リフォームの具体的なメンテナンス方法や時期を導入前から押さえておくことで、きちんとメンテナンス計画を立てることができ、メンテナンス費用を抑えることはもちろん、屋根を長持ちさせることが出来るのです。
そこで今回は、コロニアル屋根を導入する場合には、事前に知っておきたいメリットやデメリットをご紹介していきたいと思います。
そもそもコロニアルやスレート屋根って何?といった方は、まずこちらの記事をご参照ください

コロニアル屋根のメリットについて

それでは、実際にコロニアル屋根を導入することのメリットからご紹介していきましょう。屋根に採用される屋根材には様々なものがありますが、それぞれにメリット・デメリットが異なり、何を優先するかによって選択する屋根材を変える必要があります。

Merit01耐震性が上がる

近年、瓦にかわってコロニアル屋根が新築現場で主流となっている最も大きな理由が、軽量なため耐震性が高くなるという事でしょう。冒頭でもご紹介しましたが、屋根の重量が重くなるほど、地震による建物の倒壊リスクは高くなってしまうのです。これは、屋根重量が重くなるごとに建物の重心が上にあがり、その分揺れの影響を受けやすくなるためです。
コロニアル屋根は、一般的な瓦屋根と比較すると半分以下の重量になることから、「瓦→コロニアル」に変更するだけでも建物の耐震性は大幅に上がります。因みに、屋根リフォーム業界で非常に高い人気を誇る金属屋根は、さらに軽量ですので耐震性だけを考えると金属が最も有利と言えます。

Merit02導入費が安く耐用年数が長い

次にコロニアルの大きなメリットと言えるのは、導入する場合の施工費用が安価だという点です。一般的な屋根素材の違いによる施工費を以下にご紹介します。

屋根の種類 施工単価(㎡)
瓦屋根 8000~10000円程度
金属屋根 6000~8000円程度
コロニアル 5000~7000円程度

上の表のとおり、コロニアル屋根の施工単価が最も安価で、大きな家になるほど施工価格に違いが出るのです。さらにコロニアルは、耐用年数も30~35年と長いのも人気の理由で、金属屋根と異なり、錆びることがないというのもメリットと言えます。

Merit03デザイン性が良い

コロニアル屋根は、カラーバリエーションが非常に豊富だというのが、新築現場で好まれる理由の一つになっています。洋風、和風に関わらず、好みの外観の家を作るには、デザイン性が良くカラーバリエーションが豊富なコロニアルは非常にオススメです。また、非常に人気で施工事例も多い為、経験の多い施工業者を楽に探すことが出来るというのもメリットですね。

コロニアル屋根のデメリットについて

ここまでの情報だけですと、屋根材はコロニアル一択なのではと思うかもしれませんが、もちろんデメリットも存在しています。ここで、コロニアル屋根のデメリットをいくつかご紹介したいと思います。

Demerit01経年劣化で屋根の外観が悪くなる

コロニアル屋根のデメリットは、長年使用していると経年劣化で著しく建物の外観を悪くしてしまうことがある点です。コロニアル屋根は、素材的特徴で、表面に凹凸があるのですが、そこに雨などが残り、カビやコケなどが繁殖してしまうのです。もちろん、表面塗装の効果が残っている場合には、このようなことはありませんので、定期的な塗装に気を付ければ問題はありません。

Demerit02野地板の腐食リスクが高い

コロニアル屋根の場合、まず下地として野地板を貼り、その上に防水シートを張ってからコロニアル瓦を施工します。もちろん、防水シートは雨漏りなどがしないよう隙間なく張っていくのですが、これにより熱気の逃げ場がなくなってしまい、コロニアル屋根の中はサウナのようになるのです。こうなってしまうと、当たり前のごとく結露が発生し、野地板の腐食、防水シートにカビが生えるなどに繋がってしまいます。このような状況は、コロニアル屋根の表面を見ても判断できませんので、建物にとって大きな危険となります。

Demerit03定期的なメンテナンスが欠かせない

ある程度年数の立ったコロニアル屋根であれば、どこかにひび割れがあるのが普通と言えるほど、ひび割れなどが多いです。他にも、屋根に施されている塗装は定期的に再塗装してあげる必要があるなど、様々なメンテナンスを定期的に行わなければならないと思っておきましょう。もちろん、そのほかの屋根材でもメンテナンスは欠かせませんが、コロニアル屋根の場合、注意しなければならないチェックポイントは多めです。

コロニアル屋根は点検・メンテナンスが重要!

今回は、近年新築現場で主流の屋根材となっているコロニアル屋根の特徴をご紹介してきました。コロニアル屋根は、比較的安価に導入でき、軽量でデザイン性が良いという点が人気となり、新築現場の主役の立場を得ているといえる屋根材です。
もちろん、他の屋根材と比較して、コロニアル屋根が絶対に良いというわけではありませんが、耐震性や、デザイン性を重視した建物を望んでいるのであれば、非常にオススメ出来る屋根材と言えるでしょう。ただし、本稿でもご紹介しているように、コロニアル屋根は、使用している塗料によって異なりますが、7~10年程度に1度の再塗装や、コロニアル瓦にひび割れがないかなどの点検・メンテナンスをそれなりの頻度で行う必要があり、メンテナンス費用の事は頭に入れておくべきでしょう。万が一、再塗装を怠ってしまうと、屋根材にカビやコケが繁殖してしまい、建物の外観を著しく悪化させてしまいます。さらに、コケなどは水分を含みやすく、雨漏りを発生させる可能性も非常に高くなってしまうため、注意が必要ですよ。
現在コロニアル屋根を採用した建物に住んでいる方で、点検・メンテナンスについて何をすればいいのかわからないという方は、お気軽にゼファンまでご連絡ください。ゼファンでは、プロの屋根職人が細かな部分まで点検を行いますので、劣化が小さいうちに補修することも可能です。

ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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