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2022.04.04

どれを選ぶ?外壁張り替え工事の壁の種類と特徴

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「外壁リフォームを考えているが、どんな種類があるかわからない」
「張り替え工事はどんな素材を使うんだろう?」

とお悩みの方へ。

外壁張り替え工事は外壁リフォーム工事のひとつです。外壁リフォーム工事には下記3つが挙げられます。

1. 外壁塗り替え工事
2, 外壁カバー工事
3. 外壁張り替え工事

外壁塗り替え工事は既存の外壁に塗料を塗布する方法で、コスト的に最も手軽です。

外壁カバー工事は、既存の外壁の上から新規の外壁を施工する工法です。主にモルタル、タイル、ALCなどの外壁材の上に軽量の外壁材(サイディング)を重ねます。

今回ご説明する外壁張替工事とは既存の外壁材を撤去し、下地から新しくする方法です。ご紹介する外壁工事の中では最も大がかりですが、その分メリットもあります。

外壁張り替えのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 外壁の内部まで補修できる
  • 耐震性や耐久性が向上する

デメリット

  • 費用がかかる
  • 工期が長くなる
  • 廃棄物が出てしまう

ここでは外壁張替えについて、そのメリットやデメリット、種類、特徴、費用感をご紹介します。最後では事例もご紹介するので、ぜひ外壁リフォームの参考にしてください。

外壁張り替え工事の特徴

外壁張替え工事の特徴や料金相場、メリットとデメリットを解説します。

特徴

外壁張り替え工事の特徴は、既存の外壁材をすべて撤去し、新しく下地から取り付ける点です。塗り替え工事やカバー工事では下地に手を付けることはないので、張り替え工事は、3つのリフォームの中でもっとも大規模なリフォームとなります。

大規模なので工事期間も一番長く、一般的な住宅の場合の工事期間は2週間~4週間が平均です。既存の壁を撤去したり下地を補修したりといった作業が発生するので、どうしても工期は他のリフォーム方法より長くなってしまいます。

外壁工事が必要なケースは、以下の場合が挙げられます。

  • 外壁を施工して30~40年ほど経過している
  • 外壁の内部までメンテナンスが必要である
  • 家の耐久性を高めたい

外壁はどんな素材であっても、10年あたりからメンテナンスが必要になります。表面の軽い色あせやクラックという細いひび割れ程度なら塗装や補修で対応できるケースも少なくありません。

しかし30年を過ぎると外壁そのものや内部の劣化が増え、家の耐久性も危うくなります。湿気などで外壁の内部まで劣化しているなら、ほとんどの場合外壁張り替え工事でしか補修できません。

料金相場

外壁張り替え工事の一般的な料金相場は、以下の通りです。

  • 18,000円/㎡~

使用する外壁の種類やランクによって、料金は大幅に変わります。外壁リフォームに加えて足場代や既存外壁の撤去費用なども発生しますので、正確な見積もりはプロが現地調査を行ったうえでご提案いたします。

メリット・デメリット

外壁張り替え工事のメリットは以下の通りです。

  • 外壁の内部まで補修できる
  • 耐震性や耐久性が向上する

外壁張り替え工事は、外壁内部まで補修できる唯一の方法です。内部の劣化が進んでいるなら、外壁張り替え工事で内側から新築同様の外壁に生まれ変わります。

既存の外壁の上から新規の外壁を取り付ける外壁カバー工事も、見た目は新築のように美しくなります。しかし既存の外壁を撤去しないため、内部の補修はできません。

また外壁材は日々高性能かつデザイン性の高いものが開発されています。既存の外壁を撤去して軽量の外壁材を施工すると耐久性耐震性が高まり、より安心して暮らせる住宅に生まれ変わるのです。

外壁張り替え工事のデメリットは以下の通りです。

  • 費用がかかる
  • 工期が長くなる
  • 廃棄物が出てしまう

外壁張り替え工事は既存外壁を撤去するので、その分工期や費用がかかる点はデメリットです。また外壁にアスベストが含まれる場合は、処分費も高額になります。

張り替え工事に使われる外壁材(サイディング)の種類

近年の住宅の外壁材では、サイディングが人気です。サイディング材とは外壁材の1つで、仕上げ用に取り付けられる板材のことを指します。通常、張り替え工事ではサイディングが使われます。

サイディング材は工場で作られるので品質が安定しており、機能性が高くデザインも豊富です。サイディング材には主に以下の種類があり、それぞれで特徴が異なります。

  • 窯業(ようぎょう)系サイディング
  • 金属系サイディング
  • 木質系サイディング
  • 樹脂系サイディング

順番に解説します。

窯業系サイディングの特徴

窯業系サイディングは、セメントに繊維質のものを混ぜてボード状にした外壁材です。加工しやすいためデザインのバリエーションが豊富で、タイルやレンガ調、石目調など選べる種類がたくさんあります。

窯業系サイディングはボード状に加工したものを張り付けるため、作業自体はさほど難しくありません。そのため初期費用が安く、コスト面からも人気です。耐火性は高いのですが耐水性はなく、防水は塗装で補わなければいけません。

窯業系サイディング材はデザイン性や機能性、コスト面のバランスがよく、日本の住宅で一番採用されている外壁材です。

金属系サイディングの特徴

金属系サイディングは、金属板と断熱性のある板を組み合わせた外壁材です。表面にはガルバリウム鋼板ステンレスなどが使用されており、窯業系に次いで人気があります。

金属系サイディング材の最大のメリットは軽量である点です。そのため既存の外壁に新しい外壁を取り付けるカバー工事の場合、使える外壁材は基本的に金属系サイディング材のみとなります。

軽量性や断熱性の高さから人気がありますが、金属特有の錆びやすさはデメリットです。また素材が金属なのでデザインが限られており、窯業系サイディングほどの豊富さはありません。

木質系サイディングの特徴

木を薄く板状に加工した木質系サイディング材は、4つのサイディング材の中で唯一天然素材を使っています。木特有の温かみがあり、コスト面で優れていないにも関わらず人気がある素材です。

木質系サイディング材は熱を吸収しにくいため、断熱性が高い点が大きな特徴です。また経年によって木の雰囲気が変わり、年月が経つことで味が出る点でも人気があります。

使用する木材によって変わりますが、一般的に木質系サイディング材は他の素材よりも高額になります。また木材が主原料ですから燃えやすく、防火性能が低い点は要注意です。

木材は雨水などで腐食しやすく、他の素材よりもこまめなメンテナンスが必要となります。扱いが難しい、高額になるという点から対応する業者も少なく、この点もデメリットでしょう。

樹脂系サイディングの特徴

樹脂系サイディングは、おもに塩化ビニル樹脂を主原料として作られた外壁材です。シーリングを使わずに施工できることからメンテナンスの手間が少ないですが、施工できる業者は少なく日本のシェア率は1%ほどともいわれます。

樹脂系サイディングは凍害や塩害に強く、よく使われるのは北米です。日本では北海道など寒冷地域がメインで、その他の地域ではあまりメリットがありません。

デザイン性は高くなく対応している業者も多くありませんが、凍害や塩害が激しい地域ではおすすめのサイディング材です。

外壁張り替え工事のケース

ゼファンでも外壁張り替え工事を行っております。リフォーム方法としては、既存のサイディングを撤去して新規のものに取り換える張り替え工事が基本です。当社での外壁張り替え工事事例を紹介します。

  • 工事概要  サイディング張替工事
  • 施工費用  約210万円
  • 工期    2週間

上記は大阪府狭山市のお客様の事例です。窯業系サイディングから金属系サイディングへの張り替え工事をさせていただきました。

ゼファンでは、既存サイディングで以下の症状が確認できると張り替え工事をご提案いたします。

  • サイディングが浮いている、反っている
  • クギが抜けている
  • 通気胴縁がなく、通気工法を行っていない

通気工法が施されていないケースは、昔の建物によく見られます。この場合塗装を施しても湿気などで膨らんでしまうので、張り替え工事がおすすめです。

また外壁の張り替え工事で使う素材は、窯業系または金属系が一般的です。前述した通り、カバー工事の場合は最も軽量である金属系サイディングが基本となります。

今回の事例では、窯業系サイディングを撤去して金属系サイディングを施工する張り替え工事を行いました。そのため外壁材がより軽量になり、耐震性や耐久性アップにもつながっています。

こちらの事例について、詳しくは大阪府 狭山市 窯業サイディングから金属サイディングへ張替工事をご参照ください。

また既存の外壁がモルタルやタイル、ALC(軽量気泡コンクリート)の場合、サイディング材への張り替えはできません。サイディング材を使いたい場合は、カバー工事での施工となります。

まとめ

外壁の張り替えを検討している方に向けて、張り替え工法のメリットやデメリット、相場、サイディング材や事例をご紹介しました。この記事をまとめます。

  • 外壁リフォーム工事には、塗り替え、カバー工事、張り替え工事の3種類がある
  • 張り替え工事は工期や費用がかかるが、内部補修や耐久性アップ効果がある
  • サイディング材でよく使われるのは、窯業系と金属系である

外壁は家を雨風から守ってくれています。しかし紫外線や強風にさらされ、気づかないうちに大きく劣化しているケースも少なくありません。

外壁で気になる点があれば、早めの補修がおすすめです。新しいサイディング材は高機能かつ軽量な素材が増えており、張り替えることでより家の品質が向上します。

外壁工事をお考えなら、ぜひ屋根・外壁工事専門店の株式会社ゼファンまでご相談ください。現地調査後即日のお見積もり提出。高品質・丁寧な工事と低価格をお約束します。

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