こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は屋根の修理ではありませんが、一般住宅で非常に多くみられる『コーキングの劣化』による補修工事の施工事例を画像と一緒にご紹介します。築年数がある程度経過した建物に住んでいる方は一度家の周りを軽くでもいいので確認してみて欲しいのですが、建物の外壁は一見すれば全く問題ないように見えてもサッシ周りやドア周りに使用されているコーキングをよく見てみるとヒビが入っていたり、経年劣化でやせ細り隙間ができているなんてことは非常に多くあります。『雨漏り』がした時などはまず「屋根が破損したのかな?」と考えると思いますが、実は外壁から雨水が侵入し雨漏りするという事も非常に多くあります。そして外壁が原因の雨漏りは『コーキング』が劣化したことによって・・・ということが多いので、コーキングの劣化を見つけた時は早期に補修するようにしましょう!コーキングの劣化を放置すると外壁自体の劣化を招きます。
コーキングって何?
まずは『コーキング(シーリング)』とはなに?という方の為に、「どのような物なのか?」や「何のために使われているのか?」について簡単にご紹介します。『コーキング』はサイディングボードを使用した外壁の場合にボードとボードのつなぎ目部分の隙間を埋めるために詰められるゴム状のものです。他にもサッシ周りやドア周りの隙間を埋めるためにも使用されているので、建物のどこかしらに必ず使われている材料と考えてください。コーキングの目的は主に雨漏り等を防ぐ防水性の確保を目的として施工されています。
コーキングは一般的に7~8年程度で劣化してしまいますので、保証期間がもっと長い外壁材を使用していたとしてもコーキングの補修は必要になります。コーキングの劣化を放置すると雨漏りや外壁のひび割れなど建物全体に影響を与える可能性もある為、定期的に点検することをオススメします。
コーキング打ち替えの施工事例をご紹介!
それでは今回行った『コーキング打ち替え工事』の施工事例を画像と一緒にご紹介します。コーキングの劣化はどのような建物でも起こり得るものですので一度お住まいを確認してみることをお勧めします。コーキングの痛みや切れを放置すると雨漏りするだけでなく、外壁自体の劣化を進めてしまう場合がある為、早めの対処が必要ですよ。
STEP.1施工前
上の画像が施工前のコーキングの状態です。一目見ただけで劣化していることが分かりますね。このまま放置してしまうとコーキングの隙間から雨水などが侵入し雨漏りしてしまいます。
↓
STEP.2コーキング撤去・養生
まずは傷んだコーキング材を綺麗に撤去します。その上で新たにコーキング材を施工するときにはみ出さないよう周囲に養生を施します。
↓
STEP.3プライマー(下塗り材)の塗布
コーキングを撤去した箇所にプライマーと呼ばれる塗料を塗布します。プライマーは壁際とコーキング材の密着性を高めるため施工します。
↓
STEP.4コーキング施工
プライマーの塗布が完了したらいよいよコーキングを打ち込みます。コーキング材は隙間ができないようにたっぷりと打ち込み、最後にヘラで見た目を整えます。
↓
STEP.5施工完了
コーキング材が乾けば施工完了です。施工前の隙間や劣化の目立つ壁際も見違えましたね!
コーキングの補修工事は大きく分けて「コーキング打ち替え」と「コーキング打ち増し」があります。「打ち替え」は既存材料を撤去して打ち直しするのに対し「打ち増し」は既存材の上から新しく足していくといことです。費用的には既存材の撤去から始まる「打ち替え」の方が高くなりますが、耐久面などを考えると「コーキング打ち替え」の方がオススメです。
施工期間と施工にかかった費用
施工面積 | -㎡ |
---|---|
施工費用 | 10万円 |
施工期間 | 1日 |
今回は劣化したコーキングの打ち替え工事を行いました。施工に掛かった日数は1日でした。コーキングは上述した通り外壁材などより早く劣化することがほとんどです。その為、普通に過ごしているとなかなかコーキングの劣化に気づくことが難しいかもしれませんね。しかし、コーキングの劣化は建物自体に影響を及ぼしてしまう可能性もあるので、ご自身ででも定期的に点検することをオススメします。
放置されがちなコーキングの劣化。早期補修をお勧めします
今回は実際のコーキング打ち替え工事の施工事例をご紹介しました。コーキングの劣化は雨漏りなどの大きな原因となる物ですが、劣化自体が注目してみないと気づきにくい事や見つけても「まだ大丈夫だろう。」等と放置されがちな部分でもあります。しかしコーキングは上述した通り「雨漏り対策などの防水性確保」の目的で施工されているもので、これが劣化してしまうと外壁の防水性は著しく落ちていると言えます。しかもコーキングの隙間から侵入した雨水は外壁自体に悪影響を及ぼす可能性がある為、小さな劣化に見えますが建物にとって非常に大きな問題となります。コーキングの劣化を見つけた時に早期補修をすることは外壁を長持ちさせることにもつながるので結果的にメンテナンスのコスト削減につながります。
細かな部分なので自分ではなかなか確認できないなどとお考えであればお気軽にお問い合わせください!
ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円で屋根のお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください!
雨漏り修理の詳細はこちらから
大阪の屋根修理業者 ゼファンの施工事例はこちら
大阪の屋根修理業者 ゼファンの料金ページはこちら