『ルーガ雅』は、「ルーガ」という屋根材の種類の1つです。
ルーガ雅は和風住宅に向いており、「陶器瓦の代わりになる高品質な屋根材」として、人気が高まりつつあります。
今回の記事では、「ルーガ雅にリフォームしようかな?」と考えている方に向け、
- ルーガ雅の施工イメージ
- ルーガ雅の施工費用
- ルーガ雅の工期
などが分かる、ルーガ雅の施工例を10例、ご紹介します。
また記事の後半では、ルーガの基本情報や、ルーガのメリットなどを解説します。
『ゼファン』が施工したルーガ雅の施工例10選
以下では、当社『ゼファン』が施工した、ルーガ雅の施工例を10例ご紹介します。
【1】「屋根を軽くしたい」「災害に強くしたい」という希望がありルーガ雅に葺き替え 大阪市平野区
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・外壁塗装工事・雨樋交換工事
- 施工費用:総額420万円(税込)
- 施工面積:110㎡(屋根)
- 屋根の形:寄棟
- 工期 :1週間(屋根)・6日(外壁)
大阪市平野区で、ルーガ雅への葺き替え工事・外壁塗装工事・雨樋交換工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダングレーです。
「瓦が経年劣化しているので、屋根のリフォームを考えている」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
「屋根を軽くしたい」「災害に強い屋根にしたい」といったご希望がありましたので、ルーガ雅を提案させていただきました。
屋根の葺き替えだけでなく、外壁塗装と雨樋の掛け替えも行ったため、外回りが一気に綺麗になり、お客様に大変喜ばれました。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪市平野区 屋根葺き替え【ルーガ雅へ】・外壁塗装工事
【2】劣化して雨漏りがしている屋根をルーガ雅に葺き替え 大阪市東住吉区
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)
- 施工費用:総額63万円(税込)
- 施工面積:20㎡
- 屋根の形:切妻
- 工期 :1日
大阪市東住吉区で、ルーガ雅への葺き替え工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダングレーです。
「屋根が劣化し、雨漏りもしている」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
元の屋根が昔ながらの瓦だったため、これと似ていて見栄えがよくなる、ルーガ雅を提案させていただきました。
立地上足場を組めないため、ハシゴ作業を行いました。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪市 東住吉区 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)
【3】真夏の施工でも手早く仕上げる!ルーガ雅への葺き替え 大阪府交野市
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)
- 施工費用:非公開
- 施工面積:82㎡
- 屋根の形:寄棟
- 工期 :3日
大阪府交野市で、ルーガ雅への葺き替え工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダンブラックです。
「屋根が経年劣化しているので、リフォームを考えています」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
真夏の暑い時期の施工は大変ですが、多くの職人さんに現場に入ってもらい、わずか3日で工事を仕上げることができました。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪府 交野市 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)
【4】昔ながらの土葺きで土の量が多い屋根をルーガ雅に葺き替え 京都府城陽市
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)
- 施工費用:非公開
- 施工面積:164㎡
- 屋根の形:切妻+入母屋
- 工期 :2週間
京都府城陽市で、ルーガ雅への葺き替え工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダングレーです。
「家の耐震性を考慮して、屋根の葺き替えを行いたい」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
家の造りが和風だったため、そのイメージを維持できるように、ルーガ雅を提案させていただきました。
既存の屋根は昔ながらの土葺きで、土の量がかなり多く、下地を作るまでが大変でした。
職人さん総出で作業を進めて、ルーフィング(防水シート)までは、1日で終えることができました。
今回の屋根には、入母屋がありました。
入母屋屋根は形状が複雑なため、雨漏りのリスクが非常に高いです。
そのため、板金とシーリングを丁寧に行い、雨漏りのリスクを極力減らしました。
<詳しくはコチラ>
→ 京都府城陽市 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)
【5】複雑な形状の屋根をルーガ雅に葺き替え 大阪府交野市
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事
- 施工費用:総額200万円(税込)
- 施工面積:78㎡
- 屋根の形:寄棟
- 工期 :1週間
大阪府交野市で、ルーガ雅への葺き替え工事・雨樋工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダンブラックです。
「瓦が経年劣化しているので、屋根のリフォームを考えている」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
既存の和のイメージを維持するために、ルーガ雅を提案させていただきました。
屋根が多面で少し複雑な箇所もありましたが、熟練された職人さんの手によって、綺麗に仕上げることができました。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪府 交野市 屋根葺き替え工事【ルーガ雅へ】
【6】広い屋根(305㎡)をルーガ雅に葺き替え 奈良県橿原市
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・外壁工事・外壁塗装工事
- 施工費用:総額1,018万円
- 施工面積:305㎡
- 屋根の形:切妻
- 工期 :1ヶ月半
奈良県橿原市で、ルーガ雅への葺き替え工事・雨樋工事・外壁工事・外壁塗装工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダングレーです。
「瓦が経年劣化しているので、屋根のリフォームを考えている」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
屋根の面積はかなり広く、約305㎡もありました(一般的な屋根の広さは、80~100㎡です)。
屋根が広いぶん、作業は大変になりますが、丁寧に施工させていただきました。
雨樋工事・外壁工事も同時に行ったため、外回りが一気に綺麗になりました。
<詳しくはコチラ>
→ 奈良県 橿原市 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・外壁工事・外壁塗装工事
【7】近所で工事をしていたことがキッカケでルーガ雅に葺き替え工事 大阪府豊能郡
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・戸袋板金工事
- 施工費用:325万円(税込)
- 施工面積:124㎡(屋根)
- 屋根の形:切妻
- 工期 :3週間
大阪府豊能郡で、ルーガ雅への葺き替え工事・雨樋工事・戸袋板金工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダンブラックです。
お客様は、以前に近くで工事をしたお家の近隣さんで、「うちも屋根のメンテナンスをしてほしい」ということで、お問い合わせをいただきました。
現地調査の結果、陶器瓦が何枚か破損していましたので、今後のメンテナンス性も考慮し、ルーガ雅による葺き替えを提案させていただきました。
雨樋・板金など、外回りの工事も併せて行ったため、お家の見栄えが格段に良くなり、お客様に大変喜んでいただくことができました。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪府 豊能郡 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・戸袋板金工事
【8】中古住宅(築30年以上)の屋根をルーガ雅に葺き替え 大阪府豊能郡
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・外壁塗装工事
- 施工費用:総額314万円(税込)
- 施工面積:屋根118㎡・外壁125㎡
- 屋根の形:切妻
- 工期 :5日間(屋根)
大阪府豊能郡で、ルーガ雅への葺き替え工事・雨樋工事・外壁塗装工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダングレーです。
「中古物件を購入しまして、屋根のリフォームを検討しています」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
お家は築30年以上が経過しており、屋根のセメント瓦は水を吸い上げ、表面にはコケが生えていました。
雨樋は、既存より大きい雨樋を施工し、排水量をしっかり確保できるようにしました(排水量が増えることは、雨漏りの防止に繋がります)。
外壁塗装には、最高級のシリコン塗料を採用しています。
汚れが付きにくく(雨で汚れが洗い流せる)、長く美観を保つことが可能です。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪府 豊能郡 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・外壁塗装工事・雨樋工事
【9】高級感のあるルーガ雅(高棟仕様)への葺き替え 大阪市城東区
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅高棟仕様)・雨樋掛け替え工事
- 施工費用:総額130万円(税込)
- 施工面積:50㎡(屋根)
- 屋根の形:切妻
- 工期 :4日
大阪市城東区で、ルーガ雅(高棟仕様)への葺き替え工事・雨樋掛け替え工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダンブラックです。
「屋根が経年劣化し、雨漏りしている」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
「災害に強い屋根がいい」「これから長く住む」というお話をうかがい、ルーガ雅を提案させていただきました。
今回提案したルーガ雅の高棟仕様は、屋根の重厚感を一層際立たせ、高級感のある仕上がりにすることができます。
<詳しくはコチラ>
→ 大阪府 大阪市城東区 屋根葺き替え工事(ルーガ雅高棟仕様)・雨樋掛け替え工事
【10】家全体のリフォームの一環で屋根をルーガ雅に葺き替え 京都府相楽郡
- 工事概要:屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋掛け替え工事(ファインスケアNF-I型)
- 施工費用:総額355万円(税込)
- 施工面積:212㎡(屋根)
- 屋根の形:切妻
- 工期 :4日間(屋根工事)※既存屋根の解体は他社様
京都府相楽郡で、ルーガ雅への葺き替え工事・雨樋掛け替え工事を行いました。
採用したルーガ雅の色は、モダングレーです。
「築年数がかなり古く、家全体をリフォームします」と、お客様よりお問い合わせをいただきました。
既存瓦が和瓦でしたので、そのイメージと近いルーガ雅を提案させていただきました。
既存の雨樋は半丸型で受け口が小さかったため、雨漏りのリスクを抑えるために、ひと回り大きい四角の雨樋を取り付けました。
また既存漆喰があった部分(瓦と壁の取り合い)は、白の板金で綺麗に施工しました。
<詳しくはコチラ>
→ 京都府相楽郡 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋掛け替え工事
『ルーガ雅』とは?
『ルーガ雅』は、「ルーガ」という屋根材の種類の1つです。
「ルーガ」とは、外装建材の大手メーカー『ケイミュー』が販売する新素材の屋根材で、「陶器瓦の代わりになる高品質な屋根材」として、人気が高まりつつあります。
※当社『ゼファン』は、ケイミュー社主催のコンテストで“6年連続施工実績No.1”です。
日本で古くから屋根に使われている「瓦」は、厳かで美しい見た目というメリットを持っています。
一方で、重い・割れやすいといったデメリットがあり、特に地震に対しては不利な屋根材でした。
そんな瓦の弱点を克服したのが、「ルーガ」です。
ルーガの成分名称は、「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」で、近年普及が進む、「スレート」と同じ素材で作られています。
- 瓦のような見た目
- スレートのような軽量性
この2つを兼ね備えているのが、ルーガならではの強みです。
ルーガには「雅」のほか、「鉄平」というデザインがあり、
- 和風住宅には『ルーガ雅』
- 洋風住宅には『ルーガ鉄平』
というように、使い分けを行います。
屋根材そのものの性質は同じですが、施工方法や重量、施工条件などに違いがあります。
『ルーガ雅』のメリット
- 割れにくく、飛ばされにくい(台風に強い)
- 軽い(地震に強い)
- デザイン性が高い(昔ながらの建築にも合う)
- 色あせにくい(再塗装までの間隔が長い)
- 断熱効果がある(お家の中で過ごしやすくなる)
『ルーガ鉄平』とも共通しますが、『ルーガ雅』のメリットを5つ紹介します。
【1】割れにくく、飛ばされにくい(台風に強い)
先述したように一般的な瓦には、「衝撃に弱く割れやすい」という弱点があり、この弱点は雨漏りに直結してしまいます。
しかしルーガは耐久性がとても高く、大人がハンマーで思い切り叩いても、瓦のように簡単に割れることはありません。
「ルーガの屋根は、雨漏りに直結する問題が起きにくい」と言うことができるでしょう。
またルーガは、「(ルーガを)1枚ずつ野地板に釘で固定する」という方法で施工するため、強風でも飛ばされにくいです。
「ルーガの屋根は、台風に強い屋根である」と言うことができるでしょう。
【2】軽い(地震に強い)
ルーガは、陶器瓦の半分程度の重量しかありません。
建築基準法においては、ルーガは「軽い屋根材」に分類されます。
ルーガを採用すると、屋根全体を軽量化することが可能です。
地震があった際の「横揺れ」が小さくなり、倒壊のリスクが低くなります。
阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験した近年では、「どれだけ屋根が軽量化できるのか?」など、耐震化を考えた家づくりが常識となっています。
先述した台風に強いことと、地震に強いことを両立できているのが、ルーガのすごいところだと評価しています。
【3】デザイン性が高い(昔ながらの建築にも合う)
雅は、「和瓦」のデザインと比較してみても、遜色のないデザインが魅力です。
日本建築が並ぶ京都の街並みでも、ルーガをよく見かけるようになってきました。
日本の伝統的な木造住宅には、和瓦がピッタリであり、立派な屋根=立派な家と捉えることも多いです。
和瓦独特の重厚感は、他の屋根材ではどうしても出しにくいものでした。
この事情が、ルーガの登場により一変したということです。
また、雅は豊富な色と役物の組み合わせによって、純和風から現代的な表現まで、外観の可能性を広げてくれます。
先述したように、ルーガには「雅」と「鉄平」、2種類のデザインがあり、和風住宅には「雅」が、洋風住宅には「鉄平」がマッチします。
【4】色あせにくい(再塗装までの間隔が長い)
スレートなどでは、約10年に1回の塗装メンテナンスが必要になりますが、ルーガの場合は、約30年に1回の塗装メンテナンスで、美観を保つことができます。
ルーガには、『ケイミュー』独自の塗装技術である、「グラッサコート」が採用されています。
「グラッサコート」は、色あせの原因となる紫外線からの刺激を守り、屋根表面の色鮮やかさや光沢を、長期間キープしてくれます。
よって、ルーガはメンテナンスフリーな屋根材とも言われていますが、安全のために約10年に1度は点検を依頼することをオススメします。
【5】断熱効果がある(お家の中で過ごしやすくなる)
ルーガを施工すると、ルーガと野地板の間に通気層ができます。
ルーガと野地板の間の通気層は、屋根に断熱効果をもたらしてくれ、お家の中で過ごしやすくなります(暑すぎず、寒すぎない)。
また通気層がある場合は、野地板が湿気を含みにくくなり、湿気が原因の腐食を抑えることができます。
<関連コラムはコチラ>
→ ルーガの屋根の施工事例を紹介!メリット・デメリット・よくある質問など解説
まとめ
以上、ルーガ雅の施工例を10例紹介しました。
「ルーガ雅に屋根リフォームしてみようかな?」とお考えの方の、参考になっていれば幸いです。
なお、ルーガ雅の葺き替え工事は、『ルーガショップ』というメーカー指定の業者に依頼してください。
というのも、ルーガを施工できる業者は、メーカーに認められた『ルーガショップ』だけであり、これは“屋根施工会社として一定の基準にある”と判断できる要素でもあります。
ホームページなどで、実際に施工事例があるかどうかの確認をすることをオススメします。
当社『ゼファン』も、『ルーガショップ』に認定されています。
先にも述べたように『ゼファン』は、ルーガを販売するケイミュー社主催のコンテストで、“6年連続施工実績No.1”です。
大阪などでルーガ雅への屋根リフォームをお考えなら『ゼファン』にご相談ください。