奈良県の中だけでも、それぞれ違った強みを持つ、多くの屋根工事業者が存在します。
相見積もりを行うと仮定して、屋根工事業者を3社程度まで絞り込む必要がありますが、「それがなかなか難しい!」と感じる人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、屋根工事業者探しで悩んでいる人のために、「プロの視点で選んだ奈良県でオススメの屋根工事業者5選」と、「屋根業者を探す時に質問するとよいこと」について、解説します。
また記事の後半では、当社『ゼファン』が実際に施工した、奈良県の屋根工事の事例もいくつか紹介します。
プロが選ぶ!奈良県でオススメの屋根工事業者5選
- 『ゼファン』(当社)
- 『街の屋根やさん』奈良南店
- 『イブシカ安井瓦店』
- 『なかやぶ屋根工事店』
- 『瓦善』
上記は、奈良県でオススメの屋根工事業者です。
当社『ゼファン』の強みだけではなく、プロの視点で選んだ他社様の強みも紹介します。
【1】『ゼファン』(当社)
当社『ゼファン』は、屋根工事や外壁リフォームを専門に行う業者で、雨漏り修理なども得意としています。
年間2,000件以上の施工実績(新築屋根工事から屋根改修工事まで)があり、見積もりも施工もスピーディに行う組織体制を持っています。
また、下請けに工事を依頼しない「完全自社施工」が強みで、自社施工ならではの高品質・低価格を実現しています。
そして『ゼファン』は、『ケイミュー』が販売する新素材の屋根材、『ルーガ』を施工することができる『ルーガショップ』の1つで、ケイミュー社主催の施工量を競うコンテストで、総合1位で7冠を達成しています。
また、重ね葺き(カバー)工事でおススメのスーパーガルテクトも近畿トップクラスの施工実績がございます。
⇒ 『ゼファン』の屋根工事メニュー一覧はコチラです。
【2】『街の屋根やさん』奈良南店
『街の屋根やさん』奈良南店は、屋根工事・屋根リフォームなどを行う、チェーン店です。
チェーン店であるために施工実績が多く(10,000件以上)、経験が豊富にあると判断できます。
またスピーディな工事を強みとしており、最短で契約の3日後から施工することが可能です。
顧客からは「小さな工事でも良心的な価格で対応してくれる」「雨漏りの原因をきちんと突き止めてくれた」といったことを、評価されています。
⇒ 『街の屋根やさん』奈良南店のWebサイトはコチラです。
【3】『イブシカ安井瓦店』
『イブシカ安井瓦店』は、お家の外回りの工事(屋根工事含む)を行う業者です。
伝統的な日本瓦の工事店から社歴が始まっているため、和瓦の施工技術はトップレベルです。
たとえば既存の瓦屋根を軽量化したい場合、軽い屋根材に葺き替える工事を行うことが一般的ですが、『イブシカ安井瓦店』は指定された屋根材での軽量化を行う知識・技術があります。
⇒ 『イブシカ安井瓦店』のWebサイトはコチラです。
【4】『なかやぶ屋根工事店』
『なかやぶ屋根工事店』は、創業61周年(2024年10月現在)の老舗屋根工事業者です。
「その土地で長く屋根工事を続けられる」ということは、「地域の人の信頼を長く集め続けている」ということであり、安心感が高いです。
屋根専門のショールームを持っているため、「実際に屋根材に触れて、いいものを選びたい」といったニーズにも、応えることができます。
⇒ 『なかやぶ屋根工事店』のWebサイトはコチラです。
【5】『瓦善』
『瓦善』は、洋風瓦の工事・和瓦の工事・板金工事などが得意な、創業45周年(2024年10月現在)の屋根工事業者です。
「雨漏りや経年劣化をすべて修理する」ことを、強みとしています。
顧客からは「不必要な工事を進められることがなかった」、「社長の人柄が良かった」と、評価されています。
なお『瓦善』では、売上の一部を『プランジャパン』、そして『国境なき医師団』へ寄付しており、慈善活動への関心の高さがうかがえます。
⇒ 『瓦善』のWebサイトはコチラです。
屋根工事業者を選ぶとき、業者にはどんなことを質問すればいい?
信頼できる屋根工事業者を選ぶためには、契約前(見積もり時など)のタイミングで、担当者としっかりとコミュニケーションを取ることが有効です。
屋根工事について少しでも疑問点があれば、遠慮せずに担当者に質問するとよいでしょう。
「どんな質問をすればいいのか分からない……」という方は、以下の内容を参考にしてみてください。
<以下、聞いてみるとよい質問>
- 見積もり前に現場調査をしてくれますか?
- どのような工法を採用しますか? その工法を選ぶ理由は何ですか?
- 見積書の内容を解説してください
- 施工する職人は、自社の職人ですか?
- 追加費用は発生しませんか?
【1】見積もり前に現場調査をしてくれますか?
まれではありますが、業者によっては電話・メールだけでお客様とやりとりし、最終的な見積書を作成する業者があります。
本来は当然、屋根の状況をプロの目で直接チェックしないことには、正確な見積書を作成することはできません。
屋根の状態を見ずに見積もりを行うということには、
- 余裕をみた高額な見積もりになっている
- 追加費用を後から請求される
という可能性があります。
【2】どのような工法を採用するのか? その工法を選ぶ理由は何か?
現場調査を実施し、当日もしくは後日、見積もりを提出してもらいます。
見積もりを説明してもらう際に質問するべきなのは、「どの工法を選択しているのか?」という点です。
屋根修理の工法は大きく分けて次の4つがあります。
- 部分補修工事:傷んだ部分だけを補修する工法
- 塗り替え工事:既存の屋根の表面に塗装を施す工法
- 屋根カバー工事:既存の屋根の上に、新しい屋根材を施工する工法
- 屋根葺き替え工事:既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材を施工する工法
1から4の順に費用は高くなります。
また1から4の順に現状の屋根の傷みは激しいと判断できます。
それぞれの工事にメリットとデメリットが存在していますが、今の屋根の状況に合わせた適切な選択が必要となります。
理由もなく、1番高価な屋根葺き替え工事をすすめる業者はオススメできません。
それぞれの工法のメリットとデメリットを、易しく解説してくれる業者がよいでしょう。
【3】見積書の内容を解説してください
見積書に「見積もりの内訳」がしっかり記載されているか、そしてそれぞれの項目に対して明確な解説があるかどうかを確認しましょう。
参考として、当社『ゼファン』の屋根葺き替え工事の見積書(例)をご覧ください。
当社では、それぞれの内訳に関して解説をしっかり行っています。
たとえば「屋根葺き替え工事 一式 〇〇〇万円」というような、何にどれだけの費用がかかっているのか分からない見積書では、「実際に何をしてくれるのか?」が不明瞭です。
屋根工事に限らないですが、「何を行うのか?」を約束されていない状態で工事を依頼することは、不安が大きいと思います。
見積書の項目の多くは、
- 数量
- 単位
- 単価
などが記載されているはずです。
それらの記載がなく、「〇〇一式」という項目が多い場合、適切な値段が計算できていない懸念があります。
また、実際の屋根の面積と見積書に記載された面積にズレがないかもチェックするとよいです。
単純計算でも大幅にズレているように感じる場合は、質問してみましょう。
【4】施工する職人は、自社の職人ですか?
屋根工事の質は、施工方法や材料によるものもありますが、施工する職人の技術によって1番大きな差が生まれます。
自社に職人をかかえず、下請けに丸投げの業者もありますが、技術に懸念が残ります。
またそういった場合、
- 施工の管理が甘くなる可能性
- マージンが発生し、費用が高くなる可能性
があります。
屋根専門の業者の場合、自社で多くの職人をかかえています。
工事ごとに職人を集める会社と比べて、施工の質が高いです。
【5】追加費用は発生しませんか?
屋根修理の専門業者であれば、屋根の状況を見た時点で、どういった問題があるのか、おおよそ把握できます。
そうした屋根の状況を基に、見積もり段階で金額が確定できるため、追加費用が発生することはありません。
「契約時の見積もり金額より増える可能性がある」と説明する業者は、
- 屋根工事に関する経験や知識が乏しい
- 最初から追加費用を請求するつもりでいる
といった懸念があります。
後々大きなトラブルになる可能性があるため、依頼しないことが賢明です。
他にも、聞いておくとよい質問は多数あります。
詳しく知りたい方は、以下のコラムを参考にしてみてください。
⇒ 屋根業者選び。何を質問すると見分けられる?工事前後の懸念とともに紹介
当社『ゼファン』が行った奈良県の屋根工事の事例
以下では、当社『ゼファン』が行った奈良県の屋根工事の事例を、4つ紹介します。
【1】奈良県橿原市 昔ながらの瓦を『ルーガ雅』に葺き替える工事
- 施工費用:1,018万円
- 施工面積:305㎡
- 工期 :1ヶ月
奈良県橿原市で、屋根葺き替え工事・雨樋工事・外壁工事・外壁塗装工事を行いました。
既存の屋根材は昔ながらの瓦で、色あせなどの経年劣化が進んでいました。
「今の和風の雰囲気を損ねたくない」とご要望があり、新しい屋根材には『ルーガ雅』を提案させていただきました。
『ルーガ』は「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」と呼ばれ、軽量な屋根素材として近年普及が進む、「スレート」と同じ素材で作られています。
『ルーガ雅』は、昔ながらの瓦によく似た見た目ながらも、瓦と比べて大幅な軽量化を実現しています。
「地震に強い屋根にしたい」と考える方には、特にオススメの屋根材です。
305㎡と、かなり広い屋根工事になりましたが、熟練した職人の手により綺麗に施工が行われ、お客様からもお褒めの言葉をいただきました。
<詳しくはコチラ>
⇒ 奈良県 橿原市 屋根葺き替え工事(ルーガ雅)・雨樋工事・外壁工事・外壁塗装工事
【2】奈良県生駒市 経年劣化が進む屋根の補修工事
- 施工費用:130万円
- 施工面積:132㎡
- 工期 :8日間
奈良県生駒市で、屋根補修工事を行いました。
お客様は、「屋根が経年劣化が進んでいるので屋根工事を実施したい」と検討されていました。
当社にご相談いただき、「屋根補修&雨樋工事」と「全面葺き替え(ルーガ雅)&雨樋工事」の2パターンでお見積りさせていただいたところ、「屋根補修工事&雨樋掛け替え工事」をお選びになり、ご依頼いただきました。
既存の屋根は瓦屋根で、漆喰が使用されています。
漆喰は棟部・壁際に使用されていて、雨水の侵入を防ぐ防波堤のような役割があり、10年に1度くらいのペースで塗り替えが必要です。
漆喰が劣化して剥がれてくると、雨漏りの原因になる可能性もあるため注意です。
今回の工事で採用した「ラバー工法」は、コーキングで瓦同士を固定する工事です。
瓦同士の結束力が高くなり、瓦のズレを防止できます。
<詳しくはコチラ>
⇒ 奈良県 生駒市 屋根補修工事(漆喰・谷入れ替え・ラバー工法)
【3】奈良県北葛城郡王寺町 『スーパーガルテクト』への屋根カバー工事
- 施工費用:96万円
- 施工面積:88㎡
- 工期 :5日間
奈良県北葛城郡王寺町で、屋根カバー工事を行いました。
既存の屋根材には、割れや経年劣化が見られました。
今回、下葺き材に使用したルーフィングは、『田島ルーフィング株式会社』の『タディスセルフ』です。
『タディスセルフ』は裏面が粘着になっており、穴を開けずに屋根に貼り付けて施工していくため、防水性能が高いです。
新しい屋根材には、『スーパーガルテクト』を採用しました。
『スーパーガルテクト』は、『アイジー工業株式会社』が販売している、国産の金属屋根材です。
大幅な軽量化を実現しており、スレート屋根の「約1/4」の重さ、和瓦の「約1/10」の重さしかありません。
『スーパーガルテクト』には、
- 軽いので、家の構造への負担が少ない
- 耐久性が高い
- 断熱効果が高い
- 火に強い
- 風に強い
- 屋根内部に雨水が入り込みにくい
- 屋根材の裏側まで錆びにくい
- 遮熱性が高い
- 釘打ち部に雨水が入り込みにくい
- 供給が安定している
といった、多くのメリットがあります。
屋根に付いている換気煙突は、共板を使いすべて板金でカバーしました。
<詳しくはコチラ>
⇒ 奈良県 王寺町 スーパーガルテクト(IG工業)屋根重ね葺き(屋根カバー)工事
【4】奈良県北葛城郡 雨漏り・経年劣化が見られる屋根の葺き替え工事とカバー工事
- 施工費用:130万円
- 施工面積:41㎡・21㎡・26㎡
- 工期 :2日間
奈良県北葛城郡で、屋根葺き替え工事・屋根カバー工事・一部雨樋工事を行いました。
既存の屋根材は経年劣化が進み、雨漏りが発生していました。
屋根は瓦の部分、小波鉄板の部分、スレートの部分がありました。
瓦と小波鉄板部分は下地からやり直し、立平葺きで仕上げました。
谷の勾配で雨漏りしていたので、新しく谷コイルを入れ勾配をつけ、水の流れを作りました。
スレート部分は、工場でよく使用する『ボトムフラット』を採用しました。
『ボトムフラット』の特徴は、耐食性・耐候性に優れていて、使用することですっきりと美しい外観になることです。
<詳しくはコチラ>
⇒ 奈良県 北葛城郡 屋根葺き替え工事【立平葺きへ】・屋根カバー工法
まとめ
以上、プロが選ぶ奈良県でオススメの屋根工事業者5選と、屋根業者を探す時に質問するとよいことの解説でした。
奈良県の屋根工事業者探しをするための、ヒントになっていれば幸いです!
- 完全自社施工の業者に頼みたい
- 新しい屋根材に『ルーガ』を検討している
- スピーディかつ綺麗な屋根工事を頼みたい
という方は、ぜひ『ゼファン』にお問い合わせください。