こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
先日kmew社の「光セラ」「親水セラ」という外壁材が新しくリニューアルされ、パワーアップした光触媒の壁『新生 光セラ』として新登場とご紹介しましたね。弊社でもオススメの外壁材としてお客様にご提案しているものですが、「そもそも光触媒ってなに?」や「光触媒ってどんなメリットがあるの?」など素朴な疑問もありますよね。
そこで今回はkmew社の新生『光セラ』を中心に「光触媒」って何?と言いう基本をご紹介します。
光触媒って何?
それではまず『光触媒』とはどんなものかを簡単にご説明します。
光触媒は簡単に言うと、光の力を使って周りの物に変化を与える働きを持つ触媒物質の総称です。具体的には、太陽の光や蛍光灯の光が当たるとその表面に強力な酸化力が発生し、その触媒に接触している有機化合物(汚れ)や細菌などの物質を分解し除去する浄化材料です。因みに子供の頃に必ず習う植物の『光合成』ですが、この光合成を促す「葉緑素(クロロフィル)」も光触媒の一つです。
光触媒外壁の作用フロー
住まいに使われる光触媒をkmew社の『光セラ』でご説明すると、外壁材としての機能がわかりやすいので図解してみます。
上図の様に『光セラ』は太陽の光(紫外線)が当たると、壁に付着している有機物(汚れ)を分解します。分解された有機物は、壁への付着力が落ちますので、水などで洗い流すことが容易になります。『光セラ』は光触媒に加え『超親水性』という特徴も持っているため、雨などでも壁の汚れを流してくれます。日中に太陽光を使ってセルフクリーニングしてくれるので、お家の壁材として光触媒が人気になるのもわかりますね。
環境にもやさしい光触媒
光触媒のもう一つの利点として『環境にとても優しい』という点があります。
普段何気なく生活している街中ですが、その大気中には車の排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)や工場の煙などに含まれるSOx(硫黄酸化物)などの汚染物質が浮遊しています。目には見えないのであまり気にしないものですが、こういった有害物質は街路樹などで浄化していることはあまり知られていませんね。街路樹は景観保全以外にも大気の浄化という大きな役割を持っています。そして『光セラ』等の光触媒の外壁材は、車の排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)等の有害物質も、太陽光の作用で「無害なイオン」に分解してくれます。『光セラ』の浄化作用は50坪の家1軒でポプラの木(NOxを最も吸収すると言われる植物)12本分の大気浄化能力を持っていると試算されています。
住まいの外壁材を光触媒にするだけで地球環境にも役に立つとは驚きではないですか?
『光セラ』の性能がよくわかるプロモーションビデオはkmew社が作っていますので良ければこちらも見てください。
kmew社『光セラ』は今年の6月より性能がパワーアップし、価格も下がったので弊社もお客様にどんどんオススメしていきたいと思います。
今回の記事で『光触媒』とはどのような物か?また『光触媒』を使った外壁材がなぜオススメされているのかが分かっていただけたのではないでしょうか?
住まいの外壁は経年劣化でどうしても汚れが目立ってしまいますし、それを定期的に掃除するとなるとかなりの労力を掛けるか、お金を掛けるかという問題になりますよね。しかし、『光触媒』を使った外壁は極端に言えば雨の日に自分で外壁を掃除してくれるものと思えば、『光触媒』がいろいろなところで話題なのも納得できますね。
ゼファンでは屋根の修理以外にも外壁の修理のご相談も承っておりますので、外壁に関するお困りごとがあればお気軽にお問い合わせください。