こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、大阪府寝屋川市で行った屋根の葺き替え工事を画像と共にご紹介していきたいと思います。今回の葺き替え工事は、和瓦を利用した瓦屋根を、ケイミュー社が販売する軽量なコロニアルグラッサに葺き替える工事です。
和瓦は、古くから日本国内で使用されてきた伝統的な屋根材ですが、近年その素材的特徴で重量が重いと言う点が弱点とされ、敬遠される傾向にあります。特にここ最近では、千葉県などで頻発する震度5クラスの地震や、6月にあった大阪北部地震、つい先日北海道で大きな被害をもたらした平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震など、地震による建物の被害が続出しており、より軽量な屋根材への切り替えを考えていると言う人は多いかもしれませんね。これは、建物の中で屋根の重量が重くなってしまうと、その分重心が高くなってしまい、地震時などには建物が大きく横に振られてしまう危険性が高くなると言う点が考えられているからでしょう。一方、軽量な屋根材を利用し、屋根自体を軽量化すれば、建物の振れ幅も小さくなり、地震時などに建物が受ける被害を少なくできる可能性があるのです。
このように、近年では、耐震対策として行う屋根の軽量化などの屋根リフォームが注目されており、少しでも地震に強い建物にしたいとお考えであればオススメです。
軽量で色あせしにくいコロニアルグラッサ!
それではまず、今回の工事に使用したケイミュー社が販売する『コロニアルグラッサ』の特徴についてご紹介しておきましょう。コロニアルグラッサは、所謂スレート屋根と言われる屋根に使用される屋根材で、ケイミュー社が販売するカラーベストシリーズの一種です。
この屋根材の最も大きな特徴は、なんといってもその『軽量』さで、コロニアルグラッサがどれほど軽量なのかと言うと、一般的な陶器平板瓦と比較して、なんと半分以下の重量しかないのです。つまり、元々和瓦が採用されていた瓦屋根をコロニアルグラッサに葺き替えするだけで、その屋根重量は半分以下になってしまうと言う事です。これは上述したように、建物の重心が低くなり、大きな地震があった場合でも建物の揺れ幅を小さく抑える事が可能となりますので、屋根材の落下などはもちろん、建物の倒壊リスクなども低くすることが出来るのです。
さらにコロニアルグラッサは、ケイミュー社独自の『グラッサコート』が採用されている為、紫外線に強く、色あせしづらいという特徴も持っています。この特徴は、建物の美観を長く保ってくれると言う事で、ケイミュー社独自で行った「超促進耐候性試験(メタルウェザー試験)」では30年相当でも色落ちしなかったと言う試験結果が出ています。
コロニアルグラッサは、耐風性、防水性、耐久性、防火性、遮音性、断熱性などにも優れている屋根材ですので、現在、屋根の軽量化を考えている方には非常にオススメな屋根材ですよ!
大阪府寝屋川市で行った屋根葺き替え工事をご紹介!
それでは、大阪府寝屋川市で行った、屋根の葺き替え工事の流れを画像と共にご紹介いたします。今回は、既存の瓦屋根を一度撤去し、その後、軽量なコロニアルグラッサの葺き替えをしました。コロニアルグラッサは、非常に軽量で、耐震対策を考えた屋根の軽量化にも非常に有効な屋根材です。さらに色あせなどもしにくいので、長く美観を保ってくれるなど、とてもメリットの多い屋根材です。
STEP1施工前
まずは施工前の屋根の状況を見てみましょう。瓦は非常に耐久力の高い屋根材ともあり、一見すると特に悪い部分は無いように見えますね。しかし、瓦屋根は『重い』という最大の弱点を持っており、近年屋根の軽量化と言うのは、建物の中でも大きな課題とされています。耐震対策を考えた場合、重い屋根材から軽い屋根材へ葺き替える事は非常に有効な方法と言えるでしょう。
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STEP2既存屋根材の撤去
既存屋根に施工されていた和瓦を全て撤去していきます。和瓦の下には屋根土が施工されていますので、これらも丁寧に撤去していきます。
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STEP3不陸調整、コンパネ下地、ルーフィングの施工
築年数の経過した建物の屋根では、瓦の重みなどで屋根下地が傷んでいる事が非常に多いです。屋根の葺き替え工事は、こういった下地からやり直せることが非常に大きなメリットと言えます。
不陸調整が完了後、新たに下地(構造用合板12mm)を施工し、その上にルーフィングを施工します。ルーフィングは屋根の2次防水を行う上で、重要ポイントですので細心の注意を払い施行します。
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STEP4コロニアルグラッサを施工
下地の施工が全て完了すると、いよいよ新屋根材『コロニアルグラッサ』を施工していきます。コロニアルグラッサは、非常に軽量なうえ、色あせなどもしにくいので、長く屋根の美観を保ってくれるとてもオススメな屋根材です。
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STEP5施工完了
上画像が施工完了後の屋根です。和瓦からコロニアルグラッサへの葺き替え工事ですので、建物の外観は非常にすっきりとし、お客様にも喜んで頂けました。また、新しく施工したコロニアルグラッサは非常に軽量な屋根材ですので、施工前の屋根と比較すると圧倒的に軽量化でき、地震にも有利な屋根へと変身できました!
耐震対策で屋根の軽量化をお考えであればオススメな屋根材ですよ!
屋根の軽量化はやい新対策としてオススメ
今回は、大阪府寝屋川市で行った屋根の葺き替え工事を画像と共にご紹介してきました。今回の工事は、重量のある和瓦を採用した瓦屋根を、軽量なコロニアルグラッサに葺き替える工事で、今回の工事で屋根の総重量は半分以下になりました。
近年では、日本各地で大きな地震が頻発しており、関西でも今年6月に大阪北部地震があった事は記憶に新しいのではないでしょうか?この大阪北部地震では、瓦屋根の建物に非常に多くの被害が発生しており、ゼファンにも多くの工事の依頼がありました。特に同じ地域内で、スレート屋根や金属屋根には大きな被害が見られないのに、瓦屋根にだけ被害が出ているような場所も多くあり、これを見て屋根の軽量化を考え始めたと言う人は多い事でしょう。
本稿でもご紹介しているように、屋根の重量が重いと言う事は、その分建物の重心が高くなってしまうので、地震時には大きく建物が振られてしまう可能性が高くなるのです。このような地震での被害を少なくするためには、屋根の軽量化は非常に有効な方法と言えます。
現在、屋根の軽量化を含めた屋根リフォームをお考えの人は、是非ゼファンまでお問い合わせください。ゼファンでは、打合せの段階からプロの屋根職人がお伺いいたしますので、お客様のご要望やご予算に最適な工法、屋根材をご提案させていただきます。
ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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