こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
雨漏りが突然発生するとどう対処すべきなのか、どのように雨漏り箇所を見つけて修理すればいいのか困る方も多いでしょう。
今回は雨漏りが発生したときに、どのように雨漏りしている箇所を見つけるのか、誰もができる方法とプロにしかできない雨漏り箇所の見つけ方を紹介します。
また応急処置の手段や業者が雨漏りを修理する方法についても解説しますので、参考にしてみてください。
自分でできる雨漏り箇所の見つけ方 | 目視で確認すべきポイント
雨漏りが発生したとき、一般の方ができる雨漏り箇所の見つけ方は目視で確認することです。
室内で雨漏りが発生した際、場合によっては天井にカビ雨ジミ、膨れみができていたり、壁の場合はクロスが剥がれていたりしています。
これらの症状を確認することで、雨漏り箇所の見当をつけることができます。
雨漏りの発生原因として考えられることは以下のようなものがあります。
雨漏りした箇所 | 原因 |
---|---|
屋根 | 施工不良、屋根材の割れ・浮き・ズレ、防水塗膜の剥がれ、棟板金のクギ浮き、瓦屋根・漆喰の破損、谷樋の詰まりや破損、天窓サッシなどの破損 |
外壁・バルコニー・屋上 | ひび割れ、目地などのコーキングの劣化、サッシの破損、防水塗装の剥がれ、排水管の破損、ひび割れ、窓・ドア周辺の破損 |
主に上記のような原因が考えられますが、雨漏りの原因特定はプロでも難しいため、一般の方は業者に来てもらうことを検討したほうがいいです。
またもし雨漏りしていなくても、上記のような症状を見つけた場合は業者に詳しい調査を依頼することをおすすめします。
プロにしかできない雨漏り箇所の見つけ方
一般の方では難しいプロにしかできない雨漏り箇所の見つけ方や、原因調査には以下のようなものがあります。
目視・触診・打診調査
目視調査に加えて該当箇所を触ったり、打診棒などを使って水が浸入した経路を調査し特定します。
触診や打診による調査は、職人が培った経験やスキルがないとできません。
また同じ箇所でも一般の方とプロでは、見るポイントなども異なります。
ゼファンでは雨漏り調査のうち8割程度を目視調査で行い、原因を特定することが可能です。
ドローン調査
屋根が雨漏りの原因と考えられ、3階以上の高所になる場合、ドローンで調査を行うこともあります。
ドローンを使用すれば、ハシゴで登れない場所でも足場を組む必要がなく低コストで調査することが可能です。
こちらは業者によって対応可能な業者が分かれますので、ご相談ください。
散水調査
散水調査とは水が入ってきたと考えられる箇所にホースなどで水をかけて雨漏りを再現し、可能性を一つずつつぶして原因を特定する方法です。
後ほど説明する赤外線カメラと組み合わせることもあります。
単に水をかけるだけではなく、水の量や時間なども再現できるか左右しますし、複数の原因が考えられる場合、該当部分ごとに調査が必要です。色水を流して漏水箇所を特定することもあります。
また屋根から雨漏りしている場合、素人が屋根に登ることは危険が伴います。散水調査にはプロの高度な技術と経験が必要です。
赤外線カメラによる調査
赤外線カメラによる調査は、目視で雨漏りの侵入口に見当をつけ赤外線カメラで表面温度の測定する方法です。
この調査方法も気象条件などによって調査方法などが変化するため、プロの技術が必要になります。
高確率で雨漏りの原因が特定でき、建物に負担がかかりませんが、他の調査方法に比べて少しコストが高いです。
ガス調査
ガス調査は雨漏り箇所から、特殊なガスを送り込んで原因となる箇所を調査する方法です。
マンションなどRC構造の建物でよく利用されますが、建物構造によって特定が難しいこともあります。
誰でもできる雨漏りに対する応急処置の仕方
続いて雨漏り箇所を自分で見つけたときにできる応急処置を紹介します。
雨水が落ちてくる場所にビニールシートやバケツを置く
誰でも思いつく簡単な方法として、雨水が落ちてくる箇所にバケツを置く方法があります。
また水の跳ね返りや雨漏り箇所が広がる可能性も考慮して、バケツの下にビニールシートを敷いておくこともおすすめです。
バケツのなかに雑巾を敷いておくと、跳ね返りを防ぐことができます。
吸水シートを敷く・貼り付ける
吸水シートを床に敷いたり、天井や壁など雨水が伝っている箇所に貼り付けておくことで、応急処置が可能です。
吸水シートは100円均一ショップやホームセンター、インターネットで注文できます。またペット用の吸水シートでも代用可能です。
防水テープを貼る
雨漏りの原因となっている場所が分かっている場合、直接原因の箇所に防水テープを貼り付けることで、一時的に雨漏りを止めることができます。テープを貼るときはその部分をキレイに拭くなど、掃除したうえでしっかりと接着可能な状態で行ってください。
防水テープもホームセンターやネット通販で購入可能です。
ただ防水テープの貼り方が悪かったり、少し時間が経って剥がれたりすると、再度雨漏りしています。
また防水テープが貼れる箇所は、一般の方が手の届く屋根や壁に限られます。家の屋根に登ってテープを貼ることは安全の観点から危険ですのでやめましょう。
コーキング材を使ってひび割れなどの隙間を埋める
コーキング材は建物の防水のため、隙間などを埋める材料のことです。コーキングをするための工具もホームセンターで購入することができます。
コーキング材を使用すれば、雨漏りの原因となる外壁のひび割れなどを防ぐことが可能です。
しかし素人が行うコーキングでは、完全に隙間を埋めることが難しいことも多々あります。コーキングの下地が破損している場合もあるので、一時的なしのぎとして行ったあと、業者に相談することをおすすめします。
業者が屋根の雨漏りを修理する方法と相場費用
雨漏りの調査をして原因を特定したあとに修理を行います。
屋根の修理の方法には以下のような方法があります。
<屋根が原因となる雨漏りの修理方法と費用相場>
雨漏りの原因 | 修理の内容 | 修理費用目安 |
---|---|---|
漆喰の劣化・破損 | 漆喰の補修 | 10~40万円 |
棟板金の釘抜けや浮き | 棟板金の修理 | 5~20万円 |
谷樋の詰まりや破損 | 谷樋の修理 | 7~20万円 |
板金やコーキングの破損 | 板金や天窓のコーキング補修 | 4万円~20万円 |
瓦の一部割れ | 瓦数枚の差し替え | 3~10万円 |
天窓周辺の破損 | 天窓周辺の補修 | 4万円~20万円 |
天窓周辺の破損 | 天窓の撤去 | 20万円~ |
屋根材の浮き・ズレ・破損、塗装の剥がれ | 屋根リフォームが必要な場合 | 60万円~ |
屋根の雨漏り原因が生じるのは、経年劣化と災害で屋根に飛散物などがあたり、破損してしまうことです。
経年劣化が進んでいる屋根が災害が起きるとダメージを受けやすいので、メンテナンスを行ったり、寿命を迎えた屋根は葺き替え工事などを行いましょう。とくに瓦屋根の場合、災害があったときは点検してもらうことをおすすめします。
<外壁が原因となる雨漏りの修理方法と費用相場>
雨漏りの原因 | 修理の内容 | 修理費用目安 |
---|---|---|
一部コーキングの破損、ひび割れ | コーキングやひび割れの補修 | 5~10万円 |
目地コーキングの破損 | コーキングの全面打ち替え | 15~40万円 |
塗装の剥がれ | 外壁の再塗装 | 60万円~ |
外壁材の割れ・剥がれ・破損 | 外壁材の張り替えor重ね張り | 80万円~(面積による) |
窓・ドア周辺の破損 | 窓枠・ドア枠のコーキング補修 | 5~20万円 |
外壁から雨漏りしている場合、高さが低い位置で目地や小さなひび割れ程度でしたら、一般の方でも応急処置が可能です。
しかし応急処置だけでは再び雨漏りしてしまうこともあるため、外壁の補修工事ができる業者に相談してみることをおすすめします。
まとめ
以上、雨漏り箇所の見つけ方について一般の方ができること、プロにしかできないことを中心に紹介しました。
雨漏りが発生してしまった場合、すでに建物に何らかの破損や損傷を受けていることが多いです。
また雨漏りを放置すると、そこから雨漏り箇所以外の場所に水が回って建物全体が劣化しえしまうことにもつながりますので、適切な時期に点検やメンテナンスをすることが大切になります。
ゼファンは屋根修理や雨漏り修理を行っている専門の業者です。お問い合わせいただきましたら、職人がお伺いし無料診断することも可能です。
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