こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、少し特殊なケースにおける屋根修理工事の施工事例をご紹介します。今回の工事は、大阪府羽曳野市のお宅から、雨漏りのお問い合わせがあったため行った雨漏り補修工事となります。現地調査を行ってみると、屋根に煙突が取り付けられている建物で、その煙突部分が雨漏りの原因となっていたため、雨漏りの補修と合わせて煙突の撤去も行いました。
近年では、寒い冬場になると、エアコンを使用して室内を温めるのが普通になっていますので、今回のお宅のような煙突が屋根から突き出ている建物は減っています。しかし、煙突以外にも天窓や太陽光発電用のパネルを屋根に取り付けているお宅は珍しくないでしょう。さらに、数十年前に流行した太陽熱温水器を使用もしていないのに屋根上に置いたままにしている建物も少なくありません。最初に言っておきますが、こういった屋根上に取り付けられているものに関しては、屋根にビスで固定するなどの方法をとっているため、何も取り付けていない屋根と比較すると確実に雨漏りリスクは高くなってしまいます。特に、天窓に関して言えば、屋根の雨漏り原因の中でもトップクラスの原因になるものですので、注意が必要です。太陽光パネルに関しては致し方ないにしても、使用していない太陽熱温水器などを屋根上に放置している場合は、地震や台風で大事故を起こしかねないため、出来るだけ早く撤去することがオススメです。
天窓や煙突が雨漏り原因に…
冒頭でもご紹介したように、屋根の上に何らかの製品が取り付けられるという事は珍しくありません。近年では、エコ住宅を目指して太陽光パネルを屋根に取り付けるという事も非常に多くなっています。しかし、天窓(トップライト)や煙突が屋根にあるという事は、前述の「何かを屋根に載せる」という事とは決定的に違う部分があるのです。それは、天窓や煙突というものは、屋根に穴をあけて、そこに窓や煙突を取り付けるという事です。もちろん、煙突は飾りとして実際には穴をあけていない場合もありますが、稼働するものは屋根に穴をあけなければいけません。
考えてみればわかるものですが、屋根に穴をあけるという事は、それだけで雨漏りリスクが高くなってしまうものですね。天窓にしても、煙突にしても、雨漏りをしないように様々な対策をとって設置するものですが、そういった部分も経年劣化してしまい、雨漏りの原因になる場合があるのです。
特に屋根の上に取り付けられているものは、一般の方が気軽に点検などを行うことは難しく、雨漏りが発生するまで劣化に気付くことすらできないという面があるのです。したがって、何らかの機能を持たせるため、屋根に何らかの設備を設置する場合には、こまめな点検とメンテナンスが欠かせないと覚えておくようにしましょう。せっかく設置した設備が雨漏りの原因になるのでは、コスト面を考えても目も当てられない結果になってしまいますよ!
大阪府羽曳野市で行った雨漏り補修工事をご紹介!
それでは、大阪府羽曳野市で行った雨漏り補修工事を画像と共にご紹介していきましょう。今回の工事は、雨漏りのお問い合わせを受けて現地調査を行ったところ、屋根に取り付けられている煙突が原因での雨漏りでした。煙突を残して修理することも出来ましたが、これらの屋根の開口部は、どうしても雨漏りリスクが高くなるため、お客様の同意のもと煙突を撤去し、その部分をしっかりとふさぐ方法で工事を進めました。
STEP01施工前
それではまず、雨漏りが発生した屋根の状況を見てみましょう。画像からも分かるように、屋根には人間の背丈ほどの煙突があり、これが今回の雨漏り原因となっていました。最近では、煙突を設置することは減っていますが、天窓はよく採用されていますね。天窓や煙突といったものは、屋根に穴をあけて取り付けられるものですので、雨漏りリスクは高くなるという事は覚えておきましょう。
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STEP02煙突の撤去
施工は、屋根に取り付けられている煙突の撤去から行います。とても大きな煙突ですので、撤去も一苦労ですね。上の画像を見ていただければわかるように、煙突の取り付けられていた部分は、屋根に穴をあけるように設置されているのです。こういった部分は、通常の屋根部分と比較すると、劣化原因も異なりますし、劣化速度も違います。その為、現在煙突がある建物に住んでいる場合は、定期的に点検を行いましょう。
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STEP03撤去後の開口部を塞ぐ
煙突の撤去によってできた、屋根の開口部を塞いでいきます。開口部に屋根材を施工できるように、コンパネ下地を施工し、その上にルーフィング(防水シート)を丁寧に施工します。一般住宅では、ルーフィングが室内に水が侵入しないよう二次防水を担っていますので、非常に重要な工程になります。
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STEP04新屋根材の施工
最後に新しい屋根材を施工して雨漏り補修+煙突撤去の完了です。新屋根材には、既存屋根材と馴染むようカラーベストを施工しています。今回のような、煙突が取り付けられている屋根であれば、撤去したいと思っても、どうせ撤去できないと考えている人は多いものです。皆さんが「できない…」と考えている工事内容でも、意外と出来るものも多いですので、一度お気軽にお問い合わせください!
屋根上の設備が雨漏り原因になる場合も…
今回は、大阪府羽曳野市で行った屋根の雨漏り補修工事を画像と共にご紹介してまいりました。本稿でもご紹介しているように、今回の雨漏り原因は煙突部分の劣化によって引き起こされていたものです。その為、お客様の同意のもと煙突を撤去し、雨漏り修理と共に将来的な雨漏りリスクも低減させることが出来ました。
上述していますが、天窓や煙突というものは、屋根に開口部を作り、そこに取り付けるものですので、穴の開いていない屋根と比較すると大幅に雨漏りのリスクが高くなってしまうものです。特に天窓は、建物のデザイン性や日光の取り込みの為など、昔から憧れているという人も多いことでしょう。しかし、天窓がない建物と比較すると、施工方法によっては雨漏りリスクが高くなってしまう事や、メンテナンスコストが上がってしまうことを理解したうえで取り付けることをオススメします。
現在、屋根に設置されている天窓や煙突の撤去を考えているけれど、どこに頼めばいいかわからないという方は、ぜひゼファンまでご連絡ください。ゼファンでは、現地調査の段階からプロの屋根職人がお伺いいたしますので、こういった特殊な工事でもお客様にわかりやすくそのメリットをご紹介させていただきます。
ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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