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2020.09.02

その重要性が無視されがちな雨樋。雨樋のメンテナンスを怠ると雨漏りにつながることがある!

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、絶対に忘れてほしくない、雨樋の定期的なメンテナンスについてご紹介していきたいと思います。どのような住宅だとしても、屋根先には雨樋が取り付けられていると思います。この雨樋と呼ばれる部位に関しては、屋根に降り注いだ雨を一手に引き受けて、建物外に排水するという非常に重要な役割があるのはご存知でしょうか?雨樋は、その存在が非常に地味なため、定期的な屋根メンテナンスを欠かさずに行っているという方でも、雨樋の重要性を認識しておらずその点検やメンテナンスを完全に無視してしまっていることが多いのです。

しかし、雨樋が何らかの理由で破損してしまった場合には、屋根から直接雨水が地面に落ちてしまうことになり、住宅の基礎部分を掘ってしまうことや、外壁に大量の雨水がかかってしまうことになり、外壁の劣化を速めてしまう…なんてことになるのです。他にも、地面に直接雨水が落ちることで、バシャバシャと騒音を鳴らし、ご近所トラブルになることもあると言われています。特に近年では、ゲリラ豪雨や集中豪雨などが増加していることから、雨樋が万全な状態でなければ、排水が上手くいかず、住宅内にまで雨水が侵入して雨漏りを誘引してしまうなんてことも考えられるのです。
そこでこの記事では、皆さんに抑えておいてほしい、雨樋のチェックポイントについてご紹介していきたいと思います。この記事でご紹介するチェックポイントを普段から確認しておき、何か異変を感じたら早期対応ができるように準備しておきましょう。

雨樋のチェックポイントはここ!

それでは、日常生活の中で、皆さんに注意しておいてほしい雨樋のチェックポイントをご紹介していきたいと思います。冒頭でご紹介したように、屋根に落ちた雨水を適切に排水するという非常に重要な役割を持っている雨樋ですが、長くメンテナンスを放置してしまうとさまざまな問題が生じるのです。
住宅を長持ちさせるためには、問題の早期発見・早期対処が非常に重要になりますので、以下のポイントは定期的に確認しておきましょう。

POINT1雨樋にゴミなどが詰まっていないか?

雨樋の不具合として多いのは、軒樋や集水器が落ち葉やゴミなどで詰まってしまっている…というものです。特に、庭に屋根よりも高い樹木がある、家が山に隣接しているなどと言った場合には、定期的に雨樋の清掃をしなければすぐに落ち葉などで排水不良を起こしてしまう…なんて症状が出ます。
また、周辺に樹木などが無い家の場合でも、強風で巻き上げられたホコリや砂が雨樋の上に落ち、徐々に堆積していくということも考えられます。1年に1回は雨樋の清掃を行っているという方であれば、排水不良が起こるほど何かが溜まってしまうなんてことはありませんが、数年以上雨樋のメンテナンスを怠ってしまっている場合、いつ排水不良を引き起こしてもおかしくないと言えます。
雨樋の詰りは、排水不良で雨樋から水があふれてしまう…といった事が問題のように思えますが、大量の水やゴミで重くなってしまい雨樋全体に負担を与えてしまうことになります。したがって、そのまま放置してしまうと、他の部分を傷めてしまう原因になりますので、定期的に清掃などのメンテナンスを行いましょう。

POINT2雨樋継ぎ目が外れていないか?また割れはないか?

雨樋は、常に紫外線や風雨の影響を受け続ける部分ですので、その負担によって継ぎ目部分が外れてしまったり、ひび割れが生じてしまうなんて不具合がでることが多いです。こういった劣化を放置してしまうと、雨樋にできた隙間から雨水が漏れ出てしまい、外壁に水が当たることで、外壁の劣化を速める原因となってしまいます。外壁の劣化は、雨漏りにつながりますので、定期的に雨樋の状態を確認し、外れている箇所やひび割れが無いか確認しておきましょう。
雨樋の点検を行った所、割れや外れている部分があった場合、すぐに補修するのがオススメです。小さな亀裂程度であれば、雨樋用の補修テープや接着剤などで修理することが可能です。しかし、10年以上使用している雨樋であれば、1箇所破損している部分を見つけて修理したとしても、他の部分も経年劣化は進んでいますので、次々に割れなどの症状が出てしまう場合があります。一般的な雨樋の耐用年数は15~20年程度と言われていますので、何度も修理するのであれば全交換したほうが結局は安くつく可能性もあります。

POINT3雨樋の異常な歪みはないか?

雨樋は、台風の強風や屋根に積もる雪がずり落ちる際、その影響で軒受け金具が曲がってしまい、緊結された軒樋などが一緒に歪んでしまう…などと言った不具合が出てしまうことがあります。まだ新しい雨樋であれば、樋や金具に柔軟性があるため、微調整で元に戻すことも可能なのですが、長く使用した雨樋の場合、樋が硬化してしまっており柔軟性がなくなっている場合が考えられます。この場合、金具も劣化していることが考えられますので、無理に調整すると、余計に破損してしまう危険もあるのです。
台風の後などには、このような雨樋被害が生じていることが多いので、台風後には必ず雨樋の状態を目視で確認しておきましょう。そして、雨樋に歪みが出ているのであれば、できるだけ早く専門の屋根業者に連絡し、確認してもらうのがオススメです。

POINT4金具の劣化を確認

雨樋を支えている金具部分も定期的に確認しておきましょう。雨樋は、一見すると水平に設置されているように見えますが、適切に排水を実行できるようにするため、絶妙な勾配がつけられているのです。この勾配は、軒受け金具の取り付け位置で決めているのですが、台風の強風などで金具が歪んでしまい、傾斜がズレてしまうことがあるのです。大きくズレている場合は、目視で分かるのですが、時には本当に微妙なズレが生じてしまい、一般の人が見たのでは認識できない場合もあります。
したがって、台風などの強風を伴う災害があった後などには、雨樋に不具合が生じていないかプロの屋根業者に点検してもらうのがオススメです。なお、金具に関しては、経年劣化で固定用の釘が緩んでしまい傾斜がズレるなんてこともありますので、金具周りにサビが生じていないか定期的に確認しておきましょう。

自分で出来る雨樋の応急処置について

それでは、上記のような点検を行った所、小さな不具合を見つけた時にはどうすれば良いのでしょうか?最もオススメなのは、プロの屋根業者に連絡し、修理してもらうことなのですが、雨樋の全交換などになるとそれなりのコストがかかってしまいます。そこでここでは、自分で出来る簡易的な雨樋の応急処置方法をご紹介しておきます。
以下で紹介する方法は、あくまでも応急処置の手段ですので、根本的な修理ではありません。

  • 継ぎ目が緩んでいる場合の応急処置
    塩ビ製の雨樋の場合、ホームセンターなどに行けば雨樋用の接着剤が販売されていますので、これを購入し自分で固定しましょう。接着剤が使用できないような場所は、雨樋修理用のテープを購入し貼りつけましょう。この方法で応急処置を行っても、該当部分から水漏れがあるようであれば、プロに修理を依頼しましょう。
  • 雨樋のひび割れや穴あきの応急処置
    ひび割れしている部分や穴あき部分の周辺を綺麗にしてから、雨樋修理用テープをぐるぐると巻きましょう。基本的に縦樋の応急処置方法です。
  • 縦樋がゴミで詰まった場合
    針金を通して上に布などを結びつけて、下から引っ張ってゴミを取り除きます。

雨樋の破損状況によっては、応急処置では対応できない場合もあります。

まとめ

今回は、非常に重要な役割を持っている割に、その存在を無視されてしまいがちな雨樋の点検・メンテナンスについてご紹介してきました。雨樋は、屋根に落ちた雨水を適切に排水するために取り付けられる設備で、雨樋に何らかの不具合が生じてしまうと、住宅の基礎を傷めたり外壁の劣化を早めたりなど、さまざまな問題を引き起こしてしまうものなのです。

しかし、雨樋はその存在が非常に地味なこともあるためか、定期的な点検やメンテナンスが重要なのにかかわらず無視されてしまうことが非常に多いです。したがって、屋根の修理にお伺いした際には、雨樋の上にゴミが溜まっていたり、既に割れている部分があるのに放置されているようなこともあるほどなのです。
この記事でご紹介したチェックポイントは、日常生活の中で少しだけ雨樋に注目すれば、雨樋の劣化を早期発見することができるようになります。住宅を長く良い状態で保っていくために、何らかの問題が生じた時にできるだけ早く発見し、すぐに対応できるような体制を作ることなのです。今まで雨樋のことなど気にしたこともなかった…などと言った人がいれば、これを良い機会に、時々雨樋の状態を自分でも確認するようにしてみてはいかがでしょうか?

また、台風などの自然災害があった時には、一般の方では判断しづらい傾斜のズレなどが生じる場合もありますので、災害後は屋根の点検に合わせて雨樋の点検もしてもらうのがオススメです。

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