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2018.09.16

大阪北部地震で棟が崩壊。応急処置と屋根補修をご紹介します。

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こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、大阪北部地震の影響で、屋根の棟瓦が崩れてしまった建物の棟補修工事を画像と共にご紹介いたします。今回工事を行った建物は、地震の影響で、棟瓦の一部分が完全に崩れてしまい、屋根土まで露出している状態でした。しかし、この大阪北部地震では、屋根に被害を受けた建物も非常に多く、一旦応急処置を行い、雨漏りなどがしないようにしたうえで、後日施工を行った物です。
今回の大阪北部地震の様に、大きな自然災害があった場合には、早急に工事をしてもらいたくても、なかなかすぐに工事に入ってもらう事が出来ない建物も多いものです。もちろん、業者側もすぐに直してあげたいと考えているものなのですが、どうしても緊急性の高い物などから施工を進める形になる事もあるのです。そういった場合には、まず、安心して普段の生活が送れるように、壊れてしまった箇所の応急処置をしっかりと行う必要があります。応急処置であれば、身軽で手先が器用な方であれば、自分で屋根に上がりブルーシートなどで保護することも可能ですが、高所での作業となりますし、非常に危険を伴うので注意が必要です。また、見た目上は全く問題がなさそうに見えても、小さな屋根材のズレが原因となり、将来的に雨漏りしてしまう可能性もあるので、業者さんが落ち着いた頃を見計らって、点検してもらう事もオススメですよ!

業者さんを待つ間はきちんと応急処置を!

今年は6月に大阪北部地震があり、つい先日には台風21号でゼファンのある関西にも非常に大きな被害が出ました。どちらも自然災害ですので、人間の力では防ぎようがない部分もあり、建物の屋根に被害が出てしまった家は非常に多くありました。
このような大規模な自然災害時には、広範囲に被害を受けた建物がある為、修理したいと思って業者に電話したとしても、施工に入るまで数カ月待たなければならない…なんて返答を受けてしまう事は非常に多いものです。しかし、屋根に大きな被害が出てしまっている状態であれば、工事までに雨漏りを発生させてしまう可能性もありますし、既に雨漏りしてしまっていると言う状態の家も珍しくないでしょう。
このような場合には、出来るだけ早く壊れた部分をブルーシートなどで覆う等と言った、応急処置を行う事をお勧めします。なぜかと言うと、雨漏りと言うのは、水が滴ってきて生活がしにくいと言う事も問題となる物なのですが、それ以外にも建物の構造上、非常に重要な柱等を腐食させてしまい、建物ごと建て替えが必要になるなどの危険もあるのです。
応急処置などであれば、業者さんも短時間で行えるものですので、本格的な工事の予約をする際に、先に応急処置をしてもらう事も相談してみましょう。また、どうしても対応が遅れる場合には、ホームセンターなどでブルーシートを購入し、自分で応急処置を行うなどの対応をしておきましょう!
応急処置の方法はコチラでまとめていますので、是非ご参照ください。

大阪府茨木市で行った棟補修工事をご紹介!

それでは、大阪府茨木市で行った、棟補修工事の流れを画像と共にご紹介いたします。今回の工事は、大阪北部地震の影響で、瓦屋根の棟が崩れてしまった為、部分的な補修工事を行った物です。その他の工事との兼ね合いもあり、ひとまず雨漏りなどがしないようにブルーシートでしっかりと応急処置を行い、後日、崩れた棟の補修を行うといった流れとなりました。

STEP1施工前

まずは施工前の屋根の状況を見てみましょう。地震の影響で、棟瓦の一部が完全に崩れてしまっているのが分かります。このまま放置すると、棟部分の隙間から雨水が侵入し遠からず雨漏りが発生してしまうでしょう。瓦屋根の棟部分は、屋根の頂上部分ですので、地震の揺れの影響を大きく受け、このように崩れてしまうと言う事が多いです。また、台風などの影響も受けやすいので注意が必要です。

STEP2破損箇所の応急処置

本格的な工事は後日行う事となっていますので、それまでに屋根内に雨水などが侵入しないようブルーシートでしっかりと破損部分を覆います。ブルーシートは破損箇所よりも少し広めに張るのがコツで、シートが飛ばされないよう、土嚢等でしっかりと固定します。

STEP3棟補修工事

一度既存の棟瓦を全て撤去していきます。棟瓦の下には屋根土が施工されていますので、これも丁寧に撤去します。その後、棟の下地となる棟芯と南蛮漆喰を施工します。最後に、7寸丸棟瓦をビスでしっかりと留め施工は完了です

STEP4棟補修完了

今回の棟補修工事は、既存の棟瓦を全て撤去し、新たに7寸丸棟を施工しました。7寸丸棟は、揺れなどにも強い作りですので、震災の影響を受けにくい棟が実現しましたね

業者が来てくれるまでは応急処置で対応しましょう!

今回は、大阪府茨木市で行った、瓦屋根の棟補修工事を画像と共にご紹介してきました。今回の工事は、大阪北部地震の影響で、瓦屋根の棟瓦が大きく崩れてしまったため行ったものです。
大阪北部地震では、非常に多くの建物が屋根被害を受けてしまい、ゼファンにも多くの問合せや修理の依頼がありました。このような自然災害の場合には、私たちもすぐに工事に入ってあげたいと思う物の、被害を受けた建物が多すぎて、どうしても施工を待ってもらうお宅も多く出てしまいます。
このような場合に重要になるのが、被害を受けた箇所から雨水が侵入して雨漏りをさせないよう、きちんと応急処置を行う事です。被害の程度によって必要な応急処置も異なる物ですが、最近では、ホームセンターなどに応急処置で必要になる物は全て販売されています。その為、どうしても業者が来てもらうのに数カ月はかかるなどと言った場合には、自分で材料を用意して応急処置などを進めなければならない事もあるでしょう。もちろん、屋根上での作業となると非常に危険を伴う物ですので、出来る限り業者さんに任せた方が良いのは事実です。したがって、まずは「本格的な修理は後で良いから応急処置だけしてほしい」と相談をしてみましょう。

ゼファンは、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。関西一円(大阪・神戸・兵庫・京都・奈良・滋賀)で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!
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