こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、近年、外壁材として採用されることが増加している金属系サイディングの中でも、特に軽量で人気な『アルミサイディング』の特徴についてご紹介していきたいと思います。外壁材と言えば、建物の外観イメージを決める非常に重要なものですので、誰もがデザインを重視して決めたいと思うものかもしれません。しかし、外壁材は、種類によって機能やメリットが大きく異なるため、長くその家に住むことを考えると、機能面もよく考えて外壁材の選択をすべきでしょう。
さまざまな種類がある外壁材ですが、デザインの豊富さから窯業系サイディングが非常に高い人気があります。しかし、最近では、モダンな雰囲気の建物を実現できる『金属系サイディング』が、外壁リフォーム業界で非常に注目されており、使用されることも増えています。ただ、ここで覚えておきたいのは、一口に金属系サイディングと言ってもそこには種類があり、使用する金属によって特徴が異なるということです。金属系サイディングとして主流となっているのは、屋根材にもよく利用されるガルバリウム鋼板ですが、他にもステンレスやアルミなどと種類があり、外壁材を選ぶときにはそれぞれの特徴やメリットは理解しておきたいものです。
そこで今回は、金属系サイディングの中でもアルミサイディングの特徴やメリットについてご紹介したいと思います。
アルミサイディングの特徴を捉えておきましょう
それではまず、アルミサイディングの基礎知識として、そのポイントを簡単にご紹介したいと思います。外壁リフォームを行う場合には、『サイディング』という言葉を必ず耳にすると思いますが、サイディングといっても「窯業系サイディング・金属系サイディング・樹脂系サイディング・木質系サイディング」と4つの種類があります。当たり前のことですが、使用する外壁材によって特徴は変わり、金属サイディングは他のサイディングとは異なり、モダンな建物を実現できます。他にも、工場内で大量生産されているので、品質も安定しています。
上述したように、金属サイディングにも種類が存在しており、その中で「アルミサイディング」は名称から分かるようにアルミニウムを素材としたサイディング材となります。このアルミサイディングは、金属系サイディングの特徴である高いデザイン性以外にも、耐久性・断熱性・防火性に優れている外壁材として人気です。
POINTアルミサイディング最大の特徴は『軽量性』
アルミサイディングは、上述のように耐久性や断熱性、防火性など、総合的に優れたサイディング材と言えるオススメの外壁材ですが、特にオススメとしてあげられるポイントは『軽量』だということです。
アルミサイディングの素材は、皆さんご存知の1円玉にも利用されるアルミニウムです。この金属は、皆さんがイメージしている通り、非常に軽量です。その軽量さは建物にとって非常に有効的です。軽量性に優れているということは、外壁材が建物に与える負担が少なくなるということで、地震などの自然災害時でも外壁への負担を大幅に軽減してくれる可能性があるのです。
したがって、耐震性を考えて、なるべく軽量な外壁材を使用したいと考えている場合は、アルミサイディングが非常にオススメなのです。
アルミサイディングのメリットとデメリット
それでは、実際に外壁材としてアルミサイディングを採用することのメリットとデメリットについてご紹介していきましょう。上述したように『軽量』という大きな特性を持っているアルミサイディングを、自宅の外壁材に利用するとどのようなメリットがあるのでしょう?
Meritアルミサイディングのメリット
まずはアルミサイディングのメリットからです。
- 軽量で建物の負担を軽減
アルミサイディングの最大の特色は、その軽量性と言えるでしょう。アルミサイディングは、一般的な窯業サイディングと比較すると、約1/8程度の重量しかない製品もあり、建物の負担を大きく軽減することが期待できます。特に重ね張りで外壁リフォームを行う場合には、アルミサイディングの軽量性は非常に有効です。 - 地震に強い
アルミサイディングは、軽量ということもあり、地震の揺れやそれに伴う変形に柔軟に対応することが可能です。そのため、ひび割れなどが発生しにくいというメリットもあります。 - 錆に強い
アルミニウム自体が、非常に錆びにくい金属ですので、それを素材としたアルミサイディングは錆への耐久力が高く、長期間美観を保ってくれます。 - 断熱性・防音性に優れている
アルミサイディングは、断熱材が一体成型された製品となるため、非常に優れた断熱性を持っています。また、断熱材は音も吸収してくれるため、防音性能に優れた建物を実現してくれます。
Demeritアルミサイディングのデメリット
アルミサイディングの持つメリットは分かっていただけましたね。それでは、デメリットに関してはどのようなものがあるのでしょう。
- 衝撃に弱い。また、キズがつきやすい
金属系サイディング全般に言えることですが、金属は大きな衝撃が加わると凹んでしまったり、急激な温度変化で変形してしまう可能性があります。また、強風で硬いものがぶつかると、意外と簡単に傷が入るのもデメリットです。 - 色のバリエーションが少ない
金属サイディングは、モダンで高いデザイン性が持ち味と言われますが、塗装工事などと比較すると色のバリエーションは少ないです。塗装工事の場合は、好きな色に調整することが可能ですが、アルミサイディングを利用する時は、製品ラインナップの色が限られているため、その中から選ぶ必要があります。 - ガルバリウム鋼板より高い
金属サイディングの中で性能とコストのバランスが最も良いと言われるのがガルバリウム鋼板です。アルミニウムは、上記のような優れた特性があるものの、全体的に施工費が高額になり、バランスではガルバリウム鋼板製のサイディング材より使いにくいイメージがあります。
建物への負担軽減を考えるならアルミサイディングがオススメ
今回は、外壁リフォームの際に近年非常に注目されているアルミサイディングについてご紹介してきました。本稿でもご紹介したように、アルミサイディング最大の特徴は、その軽量性であり、建物の負担を最大限軽減できる外壁材を探しているのであれば、非常にオススメのサイディング材と言えるでしょう。
しかし、一般的にアルミサイディングは、ガルバリウム鋼板製のサイディング材と比較すると導入費が高くなってしまう傾向もあり、機能とコストのバランスを考えるとガルバリウム鋼板を使った金属サイディングの方がオススメではあります。しかし、重ね張りリフォームで外壁の修理を行う場合には、外壁材を2枚張るということになるため、できるだけ軽量な外壁材が好ましいと言えます。そういった場合には、リフォーム後、数十年住むことを考えてアルミサイディングで建物の負担を軽減してあげる方が最終的に最も安くつく外壁リフォーム工事になると言えるかもしれませんね。
現在、外壁リフォームを考えていて、どういった外壁材にすれば良いのか迷っているという方がいれば、お気軽にお問い合わせください。ゼファンでは、お客様のご要望とご予算に最適な材料と工法のご提案から行っています。
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