こんにちは、屋根修理と外壁修理のプロ集団・ゼファンです。
今回は、建物のメンテナンスの中でも比較的高額な工事となる外壁塗装について、工事を失敗しないためにおさえておきたいポイントをご紹介していきます。建物にとって外壁塗装というものは、単に外観イメージを良くするために施しているだけでなく、建物内に雨水を侵入させないよう防水機能を持っていたり、断熱機能を持っているなど、非常に重要な役割を持っています。
そのため、建物の外壁は7~10年程度に1度の頻度で再塗装工事を行うのが一般的で、戸建て住宅に住んでいる方であれば、ほとんどの方が経験するメンテナンス工事となります。もちろん、この外壁塗装工事は、決して安価な工事ではありませんので、誰もが失敗したくないと考えることでしょう。しかし、建物のリフォームトラブルの中で特に多いのもこの外壁塗装工事なのです。
そこで本稿では、皆さんが外壁塗装を考えた場合に、その工事に失敗しないために注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します!
外壁塗装工事で注意したいポイント
それでは早速、外壁塗装工事を考えた時に、注意しておきたいポイントをご紹介します。外壁塗装工事を失敗しないためには、業者選びからアフターフォローに至るまで、さまざまな注意ポイントがあるのです。
POINT1業者選びでの注意ポイント
外壁塗装工事は、施工業者が非常に多いため、本当に信頼できる良い業者を見つけることは非常に難しいものです。実際に、「良さそうな業者だ!」と思い契約した後、ネットで調べてみると相場よりも考えられないぐらい高かった…なんて話も珍しくないのです。塗装工事というものは、他の商品のように『定価』というものが無いため、費用相場が一般にはあまり知られていません。そのため、自分に知識がないからと、全てを業者に任せてしまうと、不必要な工事までされてしまい、高額な工事になってしまうということがあるのです。
塗装工事は、誰が行っても施工直後は綺麗に見えてしまうものですが、契約前にしっかりと業者を見極めるのが失敗しないための一つのポイントです。例えば、現地調査に入ってもらったのであれば、しっかりと調査結果の報告をしてもらい、見積もりと一緒に提示してもらうようにしましょう。訪問販売などの営業であれば、塗装の知識がないことを隠すため、必要以上に恐怖は煽るものの、何が悪いのか?なぜその工事が必要なのか?を具体的に説明してくれないということも少なくありません。したがって、不安に思ったことをきちんと質問し、明確な答えが返ってくるのか?など一つの目安としましょう。
POINT2見積書は正確に出してもらいましょう
外壁塗装のような高額なリフォーム工事となると、複数の業者から相見積もりを取るのが一般的ですね。その見積書も業者選びのポイントとなります。例えば、見積書に塗料メーカーや商品名、塗装面積など、詳細な内容がきちんと記載されている業者から選ぶのがお勧めです。
こういった項目もなく、「外壁塗装一式」などと書かれている場合、他業者との比較もできませんし、実際にどういった工事が進められるのかもわかりません。また、見積書は、分からない所を質問するためのものでもありますので、きちんと項目を書いてくれない業者はオススメできません。
POINT3保証の有無や内容
外壁塗装は、工事が終わればそれで終了という訳ではありません。いくら丁寧に施工していても、何らかの理由ですぐに剥がれてしまう、サビが出てしまうなどのトラブルが多いのも外壁塗装の特徴です。
したがって、施工を進める前に、塗装工事に保証がついているのかを確認し、保証がある場合でも保証範囲や期間など細かな部分まできちんと確認しておくようにしましょう。なお、この保証に関しては、きちんと書面に残してもらうようにしなければいけません。「何かあればうちで対応するので安心してください!」などと口で言われていたとしても、実際には何もしてくれないなんてことは普通にあります。
POINT4塗料選びに関して
外壁塗装にかかる費用は、建物の劣化状況や施工面積などが大きく関係しています。そのため、足場や劣化状況による補修費用など、専門家の判断により必要とされる項目に関しては、基本的に消費者側が変えることができません。
しかし、塗装工事の主役となる塗料に関しては、専門家のアドバイスのもと、消費者側の意見を反映させることができます。この塗料に関しては、使用するものによって耐用年数や価格が大きく異なるため、その後のライフプランもよく考えて決めるべきでしょう。一般的な塗料の耐用年数と費用は以下のような感じです。
塗料 | 耐久年数 | 費用 ※1缶あたり |
---|---|---|
アクリル | 約4~7年 | ¥5,000~15,000 |
ウレタン | 約5~10年 | ¥5,000~20,000 |
シリコン | 約7~10年 | ¥15,000~40,000 |
ピュアアクリル | 約15年~ | ¥50,000~70,000 |
フッ素 | 約15年~ | ¥40,000~100,000 |
無機塗料 | 約15年~ | ¥50,000~70,000 |
光触媒 | 約15年~ | ¥50,000~100,000 |
上記の通り、アクリル塗料と光触媒塗料では10倍ほども価格が違うなど、決して適当に選べるものではないのです。
POINT5近隣へのあいさつについて
外壁塗装工事は、近隣トラブルも少なくありません。せっかく家が綺麗になったとしても、近隣住民とトラブルを抱えてしまうのは良くありませんね。
外壁塗装は、工事車両の出入りや塗料の臭い、施工中に水や塗料がお隣の家に影響を及ぼしてしまうなど、さまざまなトラブルになる要素があるのです。また、施工期間も2週間程度かかるものですので、近隣の方の負担は決して少なくないのです。
したがって、施工に入る前には、きちんと施工業者をともなって近隣住民へのあいさつを行うようにしましょう。施工業者を伴う理由は、施工中にどの程度の臭いが出るか?工事車両の出入りは?騒音やホコリがどの程度出るか?など、自分では説明できないこともきちんと説明してもらえるからです。
塗装工事は業者探しが重要!
今回は、外壁塗装工事を失敗しないためにおさえておきたいポイントをいくつかご紹介しました。本稿でもご紹介したように、外壁塗装工事というものは、誰が行ったとしても施工直後の仕上がりは綺麗に見えるものです。しかし、その一方で、しばらくすればすぐに塗装剥がれが発生してしまったり、金属部分にサビが生じてしまうなど、トラブルも多いものなのです。
こういった塗装工事のトラブルを防ぐために最も重要と言えるのは、やはり、しっかりと施工を行ってくれる信頼できる業者さんに出会うということでしょう。最近では、インターネットで検索すれば、すぐにいろいろな業者が出てきますし、その中には激安価格を前面に押し出して営業している施工業者さんも少なくありません。もちろん、「安い=信用できない」という訳ではありませんが、どういった方法で施工費をおさえているのかは、きちんと確認しておきましょう。中には、本来3回塗りをしなければならない所を2回塗りで済ませているなど、手抜き工事によって施工費を安くしている業者があるのも事実ですよ!
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